ご相談いただいたのは、札幌市東区にお住まいの60代ご夫婦。お子さまが独立されて以降、2階建ての戸建て住宅が持て余し気味になっていたとのことでした。築年数が30年を超え、「この状態で売れるのだろうか」と半ば諦めかけていたそうです。

査定時には、外観や水回りの経年劣化もありましたが、間取りの広さや南向きの立地、周辺環境の良さが高く評価される要素となりました。私たちは、既存住宅状況調査（インスペクション）を実施し、安心材料を提示することで購入希望者の信頼を得る形で売却活動を進行。販売開始から約3週間で、希望額に近い金額で契約が成立しました。

売主様からは「もっと時間がかかると思っていたのに、驚くほどスムーズに進んだ」「的確なアドバイスとスピード感に安心できた」とのお言葉をいただきました。

東京にお住まいの50代の男性からのご相談でした。札幌市にあるご実家を相続されたものの、ご自身は札幌に住む予定がなく、空き家の管理負担も大きくなっていたそうです。冬場の雪対策や防犯への不安もあり、「今後のリスクを考えて売却したい」と決意されました。

物件は築40年を超える木造住宅で、多少の老朽化はあったものの、立地が良く、近隣には再建築を検討している買主層のニーズが見込めました。私たちは現地確認から相続登記、残置物撤去の手配、地元工務店との建て替えイメージの共有までトータルでサポート。販売開始から1ヶ月弱で、建築会社による買取契約が成立しました。

遠方のため現地に足を運ぶことが難しいお客様でしたが、郵送とオンライン面談を活用し、すべての手続きを無理なく進行。「全てお任せできて、精神的にも楽でした」との感謝のお言葉をいただきました。

札幌市内で住宅ローンの返済が滞り、金融機関からの通知を受けて不安になっていた40代男性からのご相談でした。「競売になるのは避けたいけれど、どう動けばいいかわからない」とのことで、当社にご来店されました。

残債と市場価格を照らし合わせると、完済には届かない状況でしたが、金融機関と交渉を重ね、任意売却の了承を得ることができました。ご相談から約2ヶ月で契約がまとまり、買主もスムーズに見つかりました。売却による資金でローンの大部分を返済し、残額については無理のない返済計画を立てることができました。

「精神的にも追い込まれていたけれど、親身になって対応してくれたことが本当に救いになった」とおっしゃっていただき、私たちにとっても印象深いご支援となりました。