その他の売却メニュー
other
- ホーム
- 【仲介・買取】不動産売却 について
- その他の売却メニュー
通常の売却以外にも、こんな選択肢があります
不動産の売却というと、一般的には「不動産会社に依頼して買主を探す仲介売却」や、「不動産会社に直接売却する買取」という方法を思い浮かべる方が多いかと思います。しかし、実際には所有者の事情や物件の特性によって、もっと柔軟な売却方法が必要になるケースも少なくありません。
たとえば、認知症に備えて資産を管理したい、ローンが払えず競売を避けたい、賃貸中の物件を投資家に売却したい、再建築不可の土地をどうにか処分したい――。こうした個別の事情に応じて、最適な売却メニューを提案できるのが私たちの強みです。
このページでは、ハウスドゥ 札幌栄町がご提案している「その他の売却メニュー」を詳しくご紹介いたします。
家族信託を活用した不動産の
売却とは?
認知症や判断能力の低下に備える「家族信託」
家族信託とは、自分が元気なうちに不動産や預貯金といった資産の管理や処分を、あらかじめ信頼できる家族に託しておく仕組みです。特に高齢化が進むなかで注目されているのが、「認知症によって資産が凍結してしまうことを防ぐ」目的での家族信託の活用です。
日本では、高齢者が認知症を発症すると、その方の不動産を売却したり名義変更したりすることが事実上できなくなってしまいます。成年後見制度では売却に家庭裁判所の許可が必要で手続きも煩雑ですが、家族信託を活用すれば、あらかじめ定めた家族がスムーズに売却手続きを行えるようになります。
家族信託でスムーズな売却・管理が可能に
例えば、高齢の親が一人暮らしをしている実家を、将来的に売却したいと考えていても、親が判断能力を失ってからでは売却は非常に難しくなります。家族信託を設定しておけば、信託された家族(受託者)が不動産の名義上の権限を持ち、本人の代わりに売却や管理を行えるため、時間的にも手続き的にも無駄のないスムーズな対応が可能となります。
また、家族信託は生前贈与とは異なり、受益権(実際の利益を受け取る権利)は引き続き本人に残したまま、法律的な処分権限だけを家族に移す形式のため、生活の実態が変わることもなく安心して利用できる仕組みです。札幌市でも導入するご家庭が増えており、当社では司法書士と連携した設計支援も行っています。
相続前に検討することでトラブルを防ぐ
家族信託は「相続対策」の手段ではありませんが、結果的に「相続発生後の混乱」を防ぐ大きな効果をもたらします。遺言だけではカバーしきれない不動産の管理・処分に関する柔軟な対応が可能になるため、相続人同士の争いや不動産の凍結リスクを減らすことができます。
また、相続が発生してからの不動産売却では、相続人全員の合意が必要となり、連絡が取れなかったり意見が食い違ったりすると売却の時期が大幅に遅れることがあります。家族信託を活用しておくことで、こうした問題を未然に防ぎ、売却のタイミングもご家族の判断で柔軟に行えるようになります。
任意売却という選択肢について
住宅ローンが払えないときに考えるべき売却方法
住宅ローンの返済が困難になったとき、多くの方が最初に思い浮かべるのは「競売」ですが、その前にぜひ検討していただきたいのが「任意売却」です。任意売却とは、金融機関の同意を得たうえで、ローン残債がある不動産を市場で売却し、得た金額を返済に充てるという方法です。
競売と異なり、市場価格に近い価格で売却できるため、返済できる額が多くなり、残債が少なくなる可能性があります。また、売却までの期間も柔軟に調整できるため、急な立ち退きを求められることなく、引っ越しや転居先の準備に猶予が持てる点も安心材料のひとつです。
競売との違いと任意売却のメリット
競売は裁判所を通じて強制的に行われる売却であり、近隣に知られてしまう、公示価格が低く設定される、退去日が指定されるといった不安要素が多く含まれます。一方、任意売却は一般の不動産取引と同じ方法で進められるため、周囲に事情を知られずに済むという大きなメリットがあります。
さらに、任意売却では売却代金の一部から引っ越し費用や諸経費が支払われることも多く、経済的にも心理的にもダメージを抑えたかたちで新たな生活をスタートできます。金融機関や債権回収会社との調整は、当社が窓口となって行いますので、初めての方でも安心してご相談いただけます。
札幌市でも増加傾向にある任意売却事例
近年、札幌市内でも住宅ローン返済が困難になったことをきっかけに任意売却を選択される方が増えています。特に退職や離婚、病気による収入減など、やむを得ない事情によって支払いが難しくなった場合には、早めに任意売却を選ぶことで、信用情報への影響を最小限に抑えながら、負債整理と住み替えの両立を実現できます。
ハウスドゥ 札幌栄町では、弁護士や司法書士と連携し、任意売却から生活再建に向けた総合的な支援を行っています。
オーナーチェンジ物件として売却する方法
入居者がいるまま売却できるスタイル
オーナーチェンジとは、現在賃貸中の不動産を「そのままの状態」で投資家などに売却する方法です。通常、不動産を売却するには空室にする必要がありますが、オーナーチェンジ物件では入居者が退去することなく所有者だけが変わるため、退去に伴う収入減やリフォーム費用が発生せず、効率的な売却が可能です。
入居者との賃貸契約はそのまま引き継がれ、売却後は新しいオーナーが家賃を受け取る形になります。物件としての「収益性」が評価対象となるため、空室率や築年数に関係なく、安定した家賃収入が続いている物件であれば高値で売れる可能性もあります。
投資用不動産としての価値を活かす
投資用不動産として流通するオーナーチェンジ物件は、投資家や資産運用を考える個人にとって魅力的な商材です。月々の家賃収入、利回り、管理状況などが透明で、売主側も「物件+収益」という複合価値を提示できるため、通常の売却とは異なるマーケットで勝負できるのが強みです。
特に札幌市では、比較的手頃な価格帯で物件を購入できるエリアが多く、都市部に比べて利回りの良い物件が流通しているため、投資家からの注目度が高まっています。当社では、収益物件の情報を求めている購入希望者とのネットワークも豊富にあり、スピーディーな成約につなげる体制を整えています。
家賃収入を得ている方の出口戦略として有効
すでに不動産投資を行っており、家賃収入を得ている方にとって、オーナーチェンジでの売却は一種の「出口戦略」としても有効です。建物の経年や空室リスク、修繕負担が大きくなる前に資産を売却することで、資金を回収し次の投資や生活資金に充てることができます。
特に、相続を控えている方や、高齢になって物件管理が負担になってきた方にとっては、資産の整理という観点からも有意義な方法となります。
再建築不可物件・狭小地などの売却も可能です
一般市場で売れにくい物件でも買取対応
「建て替えができない」「間口が狭すぎる」「接道義務を満たしていない」など、再建築不可や狭小地といった不動産は、一般の住宅購入希望者には敬遠されやすく、市場に出してもなかなか売れないのが現実です。こうした物件に対して「売却は難しい」と諦めてしまっている方も多いのではないでしょうか。
ハウスドゥ 札幌栄町では、そうした特殊性の高い物件でも積極的にご相談を承っています。当社独自の流通ネットワークや、収益物件として再利用する投資家・買取専門業者とのつながりを活かし、一般市場とは異なるルートで売却の道を切り開いています。再建築不可物件でも、立地や現況によっては資産価値が見いだせるケースも多く、まずは無料査定で可能性を確認してみることをおすすめします。
特殊物件の販路や販売戦略の工夫
特殊な物件の売却には、一般的な住宅と異なる戦略が求められます。たとえば、住宅用地としては条件が厳しい場合でも、「簡易倉庫用地」「貸駐車場用地」「事業用資材置場」など、用途を切り替えることで価値を見直すことができます。また、空き家であれば「DIY物件」や「リノベーション素材」として紹介することで、ニッチなニーズに訴求することも可能です。
当社では、物件の強み・弱みを多角的に評価し、エリア特性や市場動向に応じた「売り方の提案」を行っています。たとえ表面上は不利に見える物件であっても、伝え方を工夫することで興味を持ってもらえるケースは少なくありません。
ハウスドゥ 札幌栄町の対応力
地域密着型のハウスドゥ 札幌栄町だからこそ、札幌市やその近郊の土地事情を熟知し、特殊物件の売却にも柔軟に対応できます。過去には、間口2.5mの旗竿地や、再建築不可ながら角地で利便性の高い物件、前面道路が私道で権利関係が複雑な物件など、数多くの難案件を取り扱ってきた実績があります。
他社で断られた物件でも、「ハウスドゥなら売れた」「ここだけが親身に対応してくれた」というお声を多数いただいています。「売れない」と決めつける前に、ぜひ一度ご相談ください。
あなたに合った売却メニューをご提案します
複雑なケースもご相談ください
住宅ローン返済中の売却、相続トラブルを抱えた不動産、名義変更が済んでいない相続登記前の物件、長年放置された空き家など、私たちのもとには日々さまざまなご相談が寄せられています。そのどれもが、画一的な答えでは解決できない「事情のある売却」です。
ハウスドゥ 札幌栄町では、こうした複雑な案件にも一つひとつ丁寧に対応し、お客様にとって最も納得のいく方法を一緒に見つけていくことを大切にしています。不安や疑問をそのままにせず、お気軽に現状をお話しください。
売却・活用・管理を一括サポート
「すぐに売りたい」「使い道が決まっていない」「しばらく管理してから売りたい」など、売却以外の選択肢も含めて検討できるのが当社の強みです。不動産会社という枠を超えて、相続・税務・法務・建築など、多方面の専門家と連携しながらワンストップでお客様を支援いたします。
その場しのぎではなく、長期的に見てお客様にとって「一番良い選択肢」が何かを一緒に考え、寄り添う姿勢を何より大切にしています。
無料相談・無料査定からスタートできます
どのような売却方法が自分に合っているのか分からない、という方もご安心ください。当社では、ご相談・査定はすべて無料。売却のご意向がまだ固まっていない段階でも、お気軽にお問い合わせいただけます。
「こんな物件、相談していいのかな?」「誰にも話せず悩んでいた」というお声にも、私たちは誠実に向き合います。まずは小さな一歩から、一緒に最適な未来を描いていきましょう。