空き家や空き地を売却するには、まず現在の状態を正しく把握することが出発点となります。建物が残っている場合には建物の構造や築年数、使用状況を確認し、土地だけの状態であれば地目や境界、接道状況を明らかにする必要があります。特に古い家や相続で取得した不動産では、登記情報が実際の状況と異なっていたり、測量が未了だったりするケースも少なくありません。

このような場合には、司法書士や測量士と連携しながら、名義の整理や境界確認などの手続きを進めていく必要があります。ハウスドゥでは、そうした準備段階から丁寧にサポートし、査定から販売活動、契約・引き渡しまでワンストップで対応しています。

空き家を売却する際、「建物を残したまま売るべきか」「解体して更地にするべきか」と迷われる方も多いかと思います。これはケースバイケースであり、地域の需要や建物の状態によって最適な方法が異なります。

例えば、築年数が比較的新しく、構造がしっかりしていて再利用可能な場合は、リフォーム前提の買主に需要があるため、そのまま売却するのが有利なこともあります。一方で、老朽化が進んでいる、あるいは再建築を前提に検討される立地であれば、更地にして売り出した方が早期成約につながる場合もあります。

当社では現地調査を行い、どちらがより高値・早期で売却できるかをシミュレーションしたうえで、お客様と一緒に最適な選択肢を検討いたします。

ハウスドゥ 札幌栄町では、空き家・空き地の売却に特化したご相談体制を整えています。まずは無料査定でおおよその価格帯と売却可能性を把握し、そのうえで売却に向けた計画を立てていきます。

また、相続不動産の名義整理、登記の手配、残置物の撤去や解体工事、測量や境界トラブルの事前調整なども含めたサポートが可能です。売却活動だけでなく、売却に至るまでのあらゆる準備に対応できるのが当社の強みです。

札幌市で空き家や空き地を所有するうえで、冬季の除雪対策は欠かせないポイントです。誰も住んでいない家でも、雪が積もれば屋根からの落雪やカーポートの崩壊など、物理的な危険が高まります。空き地であっても、隣接地への雪崩れ込みや路面の凍結によって、思わぬ事故が起こることもあります。

また、雪による建物の損傷は、放置期間が長ければ長いほど深刻化します。売却や賃貸を検討するにあたっても、状態が悪化していれば買主の印象は下がり、価格にも影響してしまいます。そのため、冬を迎える前に点検・補修を行い、必要に応じて除雪業者の手配や管理契約を検討しておくことが重要です。

空き家・空き地の活用や売却には、物件が属する「用途地域」や「接道義務」の確認が不可欠です。用途地域によっては建築できる建物の種類や規模が制限されており、例えば「第一種低層住居専用地域」の土地では商業施設の建設ができないといったケースがあります。

また、接道義務を満たしていない土地は「再建築不可」に該当することがあり、売却の際に大きな障害となります。こうした条件は、表面上は見えにくいものの、物件の価値に大きく影響します。査定前には現地確認と役所調査をしっかり行い、リスクを踏まえた売却戦略を立てる必要があります。当社では、こうした法的チェックも無料で実施していますので、安心してお任せいただけます。

「この不動産は、いくらで売れるのか？」という問いに明確な答えを出すには、周辺の事例や市場の動向をふまえた専門的な査定が必要です。特に空き家・空き地は立地や状態によって大きく評価が分かれるため、一般的な土地単価や坪単価だけでは正確な価値を判断することができません。

当社では、札幌市の地価動向や類似事例をもとに、実勢価格に基づいた査定を行っています。査定は無料で行っており、売却するかどうか決めていない段階でもお気軽にご相談いただけます。価格がわかることで、将来の計画を立てやすくなるはずです。