不動産売却コラム
Column
2026年版 札幌市東区の不動産査定相場|地価動向・売却事例・査定のポイントをまるごと解説

「うちのマンションや土地、今いくらで売れるんだろう?」──そんな疑問をお持ちの方が、最近とても増えています。相続、転勤、老後の住み替え、離婚など、不動産売却を考えるきっかけはさまざまですが、まず知りたいのは「現在の相場」ではないでしょうか。
この記事では、2026年現在の札幌市東区における不動産査定相場を、公示地価・マンション売却相場・戸建て事情・査定のポイントまで、まるごと解説します。
札幌市東区ってどんなエリア?
札幌市東区は、地下鉄東豊線(環状通東・元町・福住方面)が通る利便性の高いエリアです。札幌駅や大通から地下鉄で10〜20分圏内にありながら、中央区と比べて地価が手頃であることから、ファミリー層や若い世代の実需が根強いエリアとして知られています。
また、近年は中心部の地価高騰を受けて、東区への移住・住み替え需要が増加傾向にあります。北区や白石区とならんで「コスパの良い生活エリア」として注目度が上がっており、売却市場でも活発な動きが続いています。
2026年 札幌市東区の地価動向
公示地価・基準地価の最新データ
2026年(令和8年)の公示地価によると、**札幌市東区の平均地価は約14万9,860円/㎡(坪単価約49万円)**で、前年比+3.06%の上昇となっています。
北海道全体の地価は2026年も10年連続で上昇しているものの、建築費高騰の影響で郊外エリアの上昇率には鈍化傾向が見られます。一方で、札幌市東区のような地下鉄沿線エリアは引き続き堅調な動きを維持しています。
地下鉄東豊線の駅圏内は特に地価が高い傾向があり、環状通東駅周辺では15万円/㎡前後の公示地価が確認されており、駅距離が近いほど土地の評価額は高くなります。
なぜ東区の地価は上がり続けているのか?
主な要因は以下のとおりです。
① 中央区・北区からの波及効果 中央区の地価が高騰したことで、比較的手頃な東区への需要が流入しています。実需(自己居住)だけでなく、投資目的での購入も増えており、全体の地価を押し上げています。
② 人口・世帯数の増加 北海道内の地方都市が人口減少に苦しむ中、札幌市は人口・世帯数ともに増加を続けており、東区もその恩恵を受けています。教育・医療・企業が集中する都市機能の集積が、住宅需要を下支えしています。
③ 地下鉄沿線の利便性 東豊線・東西線の沿線であることが評価され、マイカー不要でも暮らしやすいエリアとして注目されています。
2026年 札幌市東区のマンション売却相場
東区のマンション平均成約価格
2026年現在の成約事例データによると、**札幌市東区のマンション売却相場は平均約2,156万円、平米単価は約27.7万円/㎡**です(すまいステップ調べ・2021〜2026年成約データ)。これは北海道全体の平均(約2,004万円)より約150万円高く、札幌市内10区の中でも上位に位置します。
また、直近(2025年12月時点)の売出し価格ベースでは**平均3,435万円(約45万円/㎡)**というデータもあり、新規登録件数44件・平均築年数25年という状況です。
参考として、マンションナビのデータでは東区の売買価格相場は2,224万円〜2,424万円が目安ラインとされており、人気の3LDKタイプの中央値は約2,280万円となっています。
間取り・築年別の価格目安
| 間取り | 築10〜20年 | 築20〜30年 | 築30年以上 |
|---|---|---|---|
| 1LDK | 800〜1,200万円 | 600〜900万円 | 400〜700万円 |
| 2LDK | 1,200〜1,800万円 | 900〜1,400万円 | 700〜1,100万円 |
| 3LDK | 1,800〜2,800万円 | 1,400〜2,200万円 | 1,000〜1,800万円 |
※上記はあくまでも目安です。階数・眺望・管理状態・駅距離などにより大きく変動します。
買取相場との違いに注意
仲介売却(一般市場での売却)と、不動産会社が直接買い取る「買取」では価格が大きく異なります。東区の買取相場は仲介売却相場の約80%水準(平均約1,725万円)が目安とされており、スピードを優先するか、金額を優先するかで選択が変わります。
2026年 札幌市東区の戸建て・土地売却相場
土地売却の目安
東区の土地は、駅距離・接道条件・整形地かどうかによって価格が大きく変わります。おおよその目安は以下のとおりです。
- 地下鉄駅徒歩5分圏内:12〜16万円/㎡前後
- 地下鉄駅徒歩10分圏内:9〜13万円/㎡前後
- バス便エリア・郊外:3〜8万円/㎡前後
30坪(約99㎡)の土地であれば、駅近エリアで1,100〜1,600万円程度が売却価格の目安となります。
戸建て売却の注意点
戸建ての場合、土地の価値に加えて建物の状態・築年数が査定に大きく影響します。特に築30年以上の木造戸建ては建物評価がほぼゼロとなるケースも多く、土地値で査定されることが一般的です。リフォーム済みや耐震改修済みの物件は、プラス評価になることもあります。
売却査定でよく聞かれる東区のポイント
①「環状通東駅周辺」の物件は売れやすい?
環状通東駅は東豊線のターミナル的な乗換駅で、バスとの接続も良好です。徒歩10分圏内の物件は需要が高く、市場に出てから30日以内に成約するケースが東区内でも多い傾向があります(マンションナビデータより)。
②「丘珠エリア」はどうか?
東区北部の丘珠・中沼エリアはバス便がメインとなり、地下鉄沿線に比べると地価は低めです。ただし、広い土地や一戸建てを求める実需層には引き合いがあるため、適正価格で売り出せば動くエリアです。
③築古マンションの売却はできる?
東区には昭和50〜60年代に建設されたマンションも多くあります。築40年超でも管理組合がしっかりしており、修繕積立金が潤沢な物件は買い手がつく場合があります。逆に管理状態が悪いと買取対象になりやすいため、まず仲介査定を受けてみることが大切です。
査定を依頼する前に知っておきたいこと
査定には2種類ある
不動産査定には「簡易査定(机上査定)」と「訪問査定」の2種類があります。
簡易査定は物件情報を入力するだけでオンラインで完結し、おおよその相場感がわかります。まず相場を知りたいという段階であれば、この方法が気軽です。
訪問査定は担当者が実際に物件を見て詳細に評価します。最終的な売却価格の目安を出すにはこちらが必要で、精度が格段に上がります。
複数社への査定依頼がカギ
同じ物件でも、不動産会社によって査定額が100〜300万円以上異なることは珍しくありません。最低でも2〜3社の査定を比較することで、適正価格を把握できます。また、査定額が高い会社が必ずしも「良い会社」とは限らず、その後の販売戦略や担当者の対応力も重要な判断基準になります。
売り出しのタイミング
札幌市のマンション市場では、1〜3月の引越しシーズンは成約価格が高くなる傾向があります。転勤・入学に合わせた需要が集中するため、この時期に売り出し価格を設定しておくと有利に動けます。
まとめ:2026年の東区不動産、今が売り時か?
2026年現在、札幌市東区の不動産相場は地価・マンションともに上昇基調を維持しています。ただし、全国的な金利上昇の動向や建築費高騰の影響が今後の市場に変化をもたらす可能性もあります。「もう少し待てばもっと高く売れる」という期待と同時に、「今がピークかもしれない」という判断も必要です。
不動産売却の最初の一歩は、まず現状の価値を知ること。 査定は無料で依頼できますので、売却を考えている方はぜひ一度、当社の無料査定をご利用ください。
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売却をお急ぎの方も、まだ迷っている方も、お気軽にご相談ください。地域密着の専門スタッフが丁寧に対応いたします。
※本記事の地価・相場データは2026年公示地価および各種不動産情報サービスのデータを参考にしています。実際の売却価格は物件の個別条件によって異なります。詳しくは専門家にご相談ください。

この記事の監修者
[監修者名] ハウスドゥ 札幌栄町 店長 谷橋 力良
保有資格: 宅地建物取引士
専門分野: 札幌市内の不動産売買仲介、相続不動産、投資用不動産
経歴: IT業界、飲食業界、WEB広告業界を経て、東京にて不動産売買仲介業をスタート。札幌の不動産業界では5年以上の実績。年間50件以上の売買仲介を手がけ、特に札幌市内の相続不動産や離婚に伴う不動産売却において豊富な経験を持つ。
モットー: 「お客様一人ひとりの状況に寄り添い、最適な解決策をご提案いたします」
札幌市の地域特性を熟知し、季節や市場動向を踏まえた適切なアドバイスで、多くのお客様の不動産売却を成功に導いています。相続、離婚、住み替えなど、様々なケースに対応した豊富な実務経験を基に、この記事を監修いたしました。